4ヶ月ほど前になりますが、近所の野良猫が子猫を生みまして、うちの庭に捨てていきました。
なぜか律義に一匹ずつ持ってきては置いていくんですよね。
子猫のミルクの飲ませ方やおすすめミルクなど、情報ブログはたくさんあったけど、こちらでは実際の体験を通して紹介していきます。
内容
子猫を拾ったらまずは動物病院へ
子猫を拾ったら、まずは動物病院へ連れて行きました。
理由は以下の3つです。
・子猫の状態を確認するため(病気やノミなど)
・子猫ミルクを手に入れるため
子猫が生後どれくらいか分からないと、ミルクだけ手に入れてもあげる量が分かりませんからね。
あとは、状態チェックは大事です。
うちで拾った子猫は4匹だったので、4匹分の診察料がかかったのが痛かったですが…
ちなみに、一匹につき初診料1000円、処置料1000円かかりました。
そしてさらに、哺乳瓶と子猫用ミルクを買ったり、一匹は目がやられていたので点眼薬を出してもらったりしたので…軽く1~2万超えましたね。
子猫を拾ってきちんと育てると思ったら、何よりお金がかかるものです…
病院に連れて行く時は、覚悟して行って下さいね。
子猫のミルクの飲ませ方・まずは排泄させる
子猫のミルクの飲ませ方ですが、まずは排泄をさせることが必要です。
お腹におしっこがたまったままだと、苦しくてミルクが飲めないからです。
子猫は自力で排泄できないので、実際には親猫に舐めてもらってから出します。
なので、人間がする場合は以下の手順でやります。
2、新聞紙を敷く
3、トイレットペーパーを畳んで、子猫のおまたをトントンする
排泄は子猫を掴みながらするわけですが、子猫の爪は案外鋭いので、ひっかき傷だらけになります。
トイレットペーパーを使えば、おしっこで濡れてもそのままトイレに流せます。
新聞紙を敷くのは、意外とおしっこをためているときがあって、トイレットペーパーでは受け止めきれない時があるからです。
子猫のミルクの飲ませ方・ミルクの量や回数、時間など
ミルクの量や回数、時間ですが、月齢によって違ってきます。
子猫用ミルクの缶の部分に書いてあるので、その通りにしてください。
例えば、生後1週間くらいなら一日に5回~6回あげることになるので、4時間ごとにあげる計算になりますね。
うちは生後一週間いっているか微妙なラインだったので、3時間ごとにあげていました。
生後一週間~二週間くらいまでは、夜中も起きてミルクをあげる必要があるのでとっても眠いですが、人間の赤ちゃんと比べたら全然楽なので、頑張ってくださいね。
ミルクをあげる量は子猫の体重によるので、月齢もですが体重もチェックしてください。
実際に私が拾った4匹の子猫たちも、同じ日に生まれた兄弟のはずですが、大きさが一回り違う子がいました。
体重は動物病院でもチェックしてくれるし、自宅のキッチンスケールでも量れます。
ボウルにビニール袋をつけて、子猫を入れて量りました。
ミルクの量は、そのミルクの種類によって作り方が違ってくるので、缶を参考にして下さい。
うちで与えていた子猫用ミルクについては、すぐ次で説明します。
子猫のミルクの飲ませ方・おすすめミルクはこれです
うちで与えていたのは「ゴールデンキャットミルク」です。
動物病院でおすすめされたから買いましたが、イオンに入っていたペットショップでも売っていました。
通販サイトのレビューを見ても、ダマにならず溶けやすい・猫が良く飲んでくれると評価の高いミルクです。
添付スプーンがついているので、それを使ってミルクを作ります。
ミルクは、お湯10mlに対して粉ミルク2gがちょうどいい濃度になります。
添付スプーンすりきり1杯につきミルク2g、お湯は6.5mlが計れます。
生後1週間の時には、一回につきミルクが3g必要だったので、すりきり1杯と半分の粉ミルク、お湯はすりきり2杯くらいですかね。
水分が少ないと便秘になるらしいので、お湯は分量多めで作っていました。
お湯の温度は最初は50度、あげるときには少し冷まして35度~40度にします。
とはいえ、4匹もいるし、ある程度の目安が分かったら、分量も温度も適当でしたが。
水分が濃くなると便秘になるので、分量キッチリか水分多めで作ってくださいね。
子猫のミルクの飲ませ方・哺乳瓶よりスポイトや注射器(シリンジ)がいい
子猫のために専用の哺乳瓶を買いましたが、飲ませ方が悪いのか全然使えませんでした。
その為、早々にスポイトと注射器に移行しました。
スポイトは100均で売っているもので、注射器は針がついていないものです。
スポイトより注射器(シリンジ)の方がだんぜん使いやすいし、きちんと飲ませることができました。
動物用シリンジというものが売っているので、それを使えば量もはかれるのでとても便利です。
動物病院でも売っているかもしれません。
子猫のミルクの飲ませ方・ミルクはいつまでか?
子猫にミルクを与えるのはいつまでかというと、生後一ヶ月頃くらいまでです。
そこからは離乳食が始まります。
ちなみに、それまでに子猫4匹の為に購入したミルク缶の数は、4~5缶くらいです。
一匹につき約1缶の計算ですね。
1缶1600円くらいしたので、ミルク代だけでも7000円近くいきました。
子猫は段ボールよりペットサークルがいい
最後に、子猫たちのいた場所について説明しておきます。
最初は段ボールに入れていましたが、育ってくると段ボールじゃ狭くなってしまいました。
1匹ならまだしも、複数いるとぎゅうぎゅうになってしまいますからね。
しかも、登ったりジャンプしたりして、脱走しそうになります。
なので、ペットサークルを購入して入れてあげました。
折りたたみ出来るタイプのペットサークルなので、実家にそのまま持っていって広げて使う事もできました。
成長した子猫たちのうち3匹は里親が見つかりましたが、残った子はうちで飼う事になったので、私たちの就寝時や外出時にサークルに入ってもらっています。
コンセントをかじったり、物を散らかしたりしてしまうので。
サークルの中には、猫トイレと猫ベッドと水とエサを入れています。
ちなみに、100均で買ったプラスチックの箱に、スーパーで買った猫砂を入れたら教えずともそこにトイレしてくれました。
ペットサークルは成猫になってからも重宝しています。
さいごに
生まれたての子猫を拾ってしまったら、最初の方は夜中もミルクをあげるので大変ですが、子猫が育つのはとっても早いです。
あっという間に大きくなります。
なので、短い間がんばってお世話してあげてくださいね。