赤ちゃんが生まれる前、オムツやベビー服など、色々なものを買い揃えておく必要がありますよね。
その中で、「育児日記」は用意しておくべきかちょっと迷ってしまいます。
無いよりはあった方がいい気がするけど、絶対必要かと言われたら…??
そこで今回は、「育児日記」についてまとめてみました。
育児日記とは何?
「育児日記」とは、毎日の赤ちゃんの生活の様子を書き留めるノートの事です。
排泄をした時間帯や回数、ミルクや母乳の量、睡眠時間など、一日の様子を記録します。
初めて寝返りした日やハイハイした日、体調が悪くなってから治るまでの様子なども記録しておくと、あとで振り返ったときや検診で何かを聞かれた時など、すんなりと答えることが出来ます。
また、生活リズム以外にも、名前に込めた思いや、出産祝いにいただいたものリスト、かかりつけの病院など、
赤ちゃんの誕生や生活に関する記録も一緒に記録しておけるページがついているものもあるので、
いちいち他で記録する必要がなく、1冊に情報をまとめられて便利です。
育児日記をつけるメリットは?
一日の平均排泄量や、飲むミルクの量、睡眠時間などを記録することで、
・成長が分かりやすい。
・ほかの人に預けるときに説明しやすい。
・検診の時に説明しやすい。
・過去を振り返りやすい。
・便秘になっても、何日目かはっきり分かる。
以上のメリットがあります。
他の人にちょっと預ける時に、「だいたいこの時間からこれくらい寝るよ、ミルクは何時くらい」と口頭で説明するよりも、サッと育児日記を見せた方が分かりやすいです。
検診の時に提出する書類に生活リズムを記入する時も、いちいち思い出さずに、育児日記を見て書き写せばいいだけです。
便秘の時も、「そういえば最近、う●ち出てないな…いつから出てないんだっけ?」と思い出そうとしても、はっきりと思い出すのは難しいです。
育児日記につけることで、出てないと思っても案外出ていたり、何日もずっと出ていないから便秘だ!と判断することができます。
その他にも、普段と違う様子だった場合、日記でちょっとした違いを確認することが出来ます。
育児日記をつけるデメリットは?
・記録をつけるのが面倒くさい。
・「育児日記を書かなければいけない」という強迫観念にかられる。
・育児で大変なのに、やることが一つ増える事になる。
・うっかり忘れると気落ちする。
初めての育児でてんやわんやで、育児日記をつけること自体が負担になってしまう場合があります。
「きちんと書かなきゃ」と思い込んで苦労して書いたり、書き忘れて落ち込むくらいなら、最初から書かないというのも手です。
全てきちんとつける必要はない
育児日記だからといって、全てきちんと書かなければいけないわけではありません。
例えば、
・排便が不規則で、いつしたか忘れてしまう。
・夜泣きがひどく、トータルで一日どれくらい寝ているのか分からない。
・飲んでいるミルクの量をはっきりさせたい。
など、自分が把握しておきたい項目のみを記録すればいいのです。
「育児日記」は、本来は誰かに見せるものではなく、育児をさらにしやすくするために記録するものです。
それなのに、全てを書き記そうとして大変な思いをする必要はありません。
育児の負担にならない範囲で、記録していきましょう。
また、育児日記によっては「一年間用」など期間が決まっているものもありますが、同じく必要ないと思ったら、一年続けずにいつ辞めてしまっても構いません。
筆者が実際に一年間育児日記をつけた感想
筆者が産院で出産した際、ミルクやオムツの試供品と一緒に育児日記がありました。
助産師さんは、「育児日記なんて書かない方がいい。たたでさえ育児で大変なのに、余計に神経質になってしまうから」と、育児日記には否定的でした。
しかし、私は初めての子ということもあり、育児日記は書くつもりでいました。
試供品と一緒に入っていた育児日記はちょっと書きづらそうだったし、既にお店を回って書きやすそうなものを探して買ってありました。
産後2日目から一歳になるまでの1年間、排泄やミルクの回数、お昼寝の回数や時間など、事細かに記録していきました。
そのおかげで、自分の子供の平均的な排泄の回数や睡眠時間などを把握することが出来ました。
とても細かく書いていたので、育児日記を見た他の人からは「大変そう、わざわざこんなに書いて大丈夫?」と聞かれたこともありました。
しかし、個人的には細かく書いていくことは快感だったのです。
一年間びっしりと書かれたページを見ると、なんとも言えない高揚感を感じ、うっとりとしてしまいます。
文章ではなく、あくまで記録だったからかもしれません。
普通の人は育児日記を書き続けると、大変だったり面倒だったりする方が多いと思います。
でも私のように、しっかり書き続ける事に満足感を得る方もいるかもしれません。
育児日記は私にとって、負担ではなく「もう一つの楽しみ」になりました。
もし書こうかどうか迷っている方がいたら、試しに書いてみてもいいと思います。
そこで、書くのが面倒だったり大変だったら、すぐにやめてしまえばいいです。
もしかしたら、私のように書くのが楽しくなるケースもあるかもしれませんよ。
↓私が実際に使った育児日記帳です。