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完母でやってきた方も、完ミでやってきた方も、混合の方も、離乳食が進んできたら、そろそろ卒乳を考えなければいけませんよね。
離乳食でお腹いっぱいになれば、子供の方から自然と離れていくケースも少なくありません。
しかし、離乳食だけではまだ好き嫌いや偏食をしてしまったりと、栄養バランスが偏ってしまう心配があります。
そんな時におすすめなのが、フォローアップミルクです。
フォローアップミルクはいつからいつまで与えればいいのか、与え方はどうすればいいかなどを説明しますね。
内容
フォローアップミルクとは?
フォローアップミルクとは、3歳頃までの成長に必要な栄養素を補うために作られた粉ミルクの事です。
離乳食が三回食になる、生後9~10か月頃から取り入れるといいとされています。
普段の食事では不足しがちな鉄分やビタミン、ミネラル、DHAといった栄養素が含まれています。
フォローアップミルクじゃなくて牛乳じゃダメなの?
牛乳はアレルギーなどの問題があるため、満一歳を過ぎるまでは飲めません。
火を通して料理などに使う場合は別ですが、そのままの状態で牛乳を飲むと、一歳未満の子供の身体には負担がかかってしまうのです。
一歳過ぎから牛乳を飲んだとしても、牛乳には鉄分が含まれておらず、バランスのいい栄養素を摂取できるとは言えません。
フォローアップミルク いつからいつまで飲ませた方がいい?
生後9~10か月から、三歳になるくらいまで飲ませてあげるといいでしょう。
もし、偏食をせず栄養バランスのいい食事をしっかり食べ、牛乳も飲むようでしたら、三歳になる前にやめてしまっても構いません。
フォローアップミルクは一日何回飲ませればいい?
缶のフォローアップミルクを買うと、蓋の上に目安が書いてあります。
9~10か月は一日5回、離乳食の後(100ml×3回)と、ミルクのみ(200ml×2回)、一日量700ml。
10~11か月は一日4回、離乳食の後(100ml×2回)と、ミルクのみ(200ml×2回)、一日量600ml。
11~12か月は一日3回、離乳食の後(100ml×1回)と、ミルクのみ(200ml×2回)、一日量500ml。
1歳~3歳は一日2回、好きな時に200ml×2回、一日量400mlを飲ませる。
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これはあくまで目安なので、回数も量もきっちりこうしなければいけないというわけではありません。
子供によって食事の量も個人差がありますので、様子を見て調節して下さい。
フォローアップミルクを飲みすぎるとご飯が食べれなくなったりするかもしれないので、量だけではなくタイミングも計ってみてくださいね。
フォローアップミルク 与え方は?
フォローアップミルクは、コップやストローを使って飲ませましょう。
また、慣れているようならマグを使用しても大丈夫です。
どうしても無理なら哺乳瓶でもいいですが、徐々にコップやストローが使えるよう、1歳を過ぎたら練習してみましょう。
哺乳瓶を続けていると虫歯になりやすいので、飲み物はコップを使って飲めるようになるといいですね。
まとめ
しっかり離乳食を食べていればあげなくてもいいと言われているフォローアップミルクですが、
鉄分などの栄養素の事を考えると、あげないよりあげていた方が安心できます。
もし離乳食後にお腹いっぱいで飲めなかったら、朝の寝起きやお昼寝から目覚めた時など、喉が渇いている時間帯を狙ってあげてしまってもいいかもしれませんね。
子供の健やかな成長の為に、与えられる栄養素は与えておきましょう。