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幼稚園の行事に「お泊り保育」があるところも少なくないのではないでしょうか?
幼稚園に泊まったり、どこか別の施設に泊まりに行ったり、年長さんだけだったり、あるいは年少さんからあるところもあったりと様々です。
初めて親元以外で夜を過ごす子に、親としては心配になっちゃいますよね。
子供が元気で行って帰ってこれるよう、お泊り保育に行く前に必要な準備についてまとめてみました。
お風呂について
お泊り保育があるのは夏の時期が多いと思いますが、一泊にしろ二泊にしろ、汗を流すためにお風呂に入ります。
みんなで一緒にはだかんぼになって入るのですが、保育士さんは子供一人一人についていられるわけではありません。
家では親にしっかり丁寧に洗われても、お泊り保育の時は洗うというよりも、汗をざーっと流す感じのところが多いかと思います。
そこで、自分の身体は自分で洗えるようになっておきましょう。
また、お風呂から出た時、自分の身体をすみずみまで拭けるようになっておきましょう。
そうすると、保育士さんたちの仕事も減って助かります。
お泊り保育に向けて、家で練習しておきましょう。
お風呂まとめ
・体と髪を自分で洗えるようになっておく。
・体と髪を自分で拭けるようになっておく。
・下着もパジャマも自分で着れるようにしておく。
髪を短く切っておこう
お風呂で頭を洗う際、髪の毛が長いと洗うのも大変だし、乾くのにも時間がかかります。
なので、お泊り保育の前に髪の毛は短く切っておくと、子供も保育士さんも楽になります。
髪を伸ばしている子は、少しだけ短くしたり、すいてもらったりしてもいいですね。
夜泣きを考慮する
親がいない、初めての場所で眠る夜は、夜泣きをしてしまう子もいるかもしれません。
もし、その子ならではの対処法があったら保育士の先生に事前に伝えておきましょう。
例えば、夜泣きをしたらこの子守唄を歌ってあげると落ち着くとか、このリズムでトントンしてあげるとおとなしくなるとか…
他にも、夜泣き以外でも日中だけでなく一日中の生活リズムで伝えておいた方がいいことがある場合は伝えておきましょう。
入眠儀式や寝起きの対処法など、自分にとってはいつものことだけど、改めて考えだすと他の家庭とは特別なこともあるかもしれません。
不安は伝えず、楽しみにさせる
お泊り保育が不安だと思っているのはお母さんだけではなく、子供もそう思っているときがあります。
子どもには「お母さんがいなくて大丈夫?」「一人でしっかりやるのよ」といったような、親の不在を印象付けるのではなく、
「みんなと一緒楽しみだね」「××に行って遊んでくるの、いいなぁ」「みんなと一緒に寝るの、わくわくするね」といったような、楽しみになるような言葉がけを心がけましょう。
年少での二泊三日のお泊り保育体験談
筆者の娘の体験です。
引っ越し前の幼稚園では夏休み期間に、年少、年中、年長と全ての学年の園児が幼稚園に二泊三日のお泊り保育をしました。
全てと言っても、二歳児クラスはさすがにやらなかったのですが。
また、1学年1クラスの小さな園だったので、ホールに布団を敷いてみんなで寝たようです。
一日目のお昼過ぎに集まって子供を送り出し、次の日の昼間に入浴して水族館に行き、その次の日に解散という流れでした。
当時まだ年少だった娘は、時々夜泣きをしてしまっていたので対処法を先生に伝えておきました。
幸い夜泣きはなく、楽しくお泊り保育を終えたようです。
今通っている幼稚園では、年長さんのみ、県外の施設に行って一泊二日のお泊り保育をするそうです。
また髪を切って臨みたいと思います。