子どもって、すぐに具合が悪くなって困りますよね。
病院に行く回数も自然と増えます。
しかし、そこで考えるのが「かかりつけ医は必要なのか?」ということです。
病院からしても、いつも診ていた方が症状の違いに気づきやすいでしょう。
「かかりつけ医」は、ないよりはあった方がいいです。
しかし、1つじゃない方がいいです。
その理由をまとめますね。
小児科 病院によって休診日が違う
病院によって休診日は違います。
病院が休みの日に急に子供の具合が悪くなったら、一から診てもらえる病院を探さなければいけないですね。
また、休診でなくても「●曜日の午前中は、予防接種のみ受け付けています」というところが、小児科には多いです。
この情報はネットだけでは得られず、病院に直接聞いたり、受付でスケジュール表をもらったりして分かる場合もあります。
子供が小さい時は、休診日や診療時間を調べ、いくつか候補の病院をピックアップしておきましょう。
そうしたら、自然と曜日や用事によって、複数のかかりつけ医が出来る形になります。
病院の扱っている予防接種の種類の違い
子供が小さい時には、たくさんの予防接種を受ける必要があります。
しかし、病院によってワクチンの在庫状況も違うし、混み具合も違います。
人気のあるところは、一ヶ月先まで埋まっているところもあります。
また、同時接種OKのところと、●種類までOKというところ、同時接種NGなところと、病院の方針によって違います。
予防接種によってはいつまでに受けなければいけないという、期間が決まっているものもありますので、予約がいっぱいなせいで受けられなかったなんてことになったら大変です。
診療とは別に、予防接種の為に病院探しをすることも必要です。
比較できる
かかりつけ医をひとつに決めたとして、そこだけに行くのもいいですが、二つ以上の病院に行くことで見えてくるものもあります。
休診日や予防接種の種類もそうですが、例えば小児科医や受付との相性、居心地のよさなど、別の病院に行って改めて気づけることもあります。
「ここはインフルエンザの予防接種の予約が不要なのがいい」
「腕はいいけど、診療受付時間が短いな」
「隣の薬局の待ち時間がすごく短くて助かる」
など、各病院のいいところ、悪いところが分かると、いざ病院に行こうと思った時、子供の症状やその時の状況に合わせて選択することが出来ます。
まとめ
子供が小さいうちは、何度も病院に行く必要が出てきます。
だからこそ、いつでも何度でも行けるよう、かかりつけ医はいくつか作っておいた方がいいでしょう。
もし、普段ひとつしか行かないで乗り切れていたとしても、他の小児科を調べておくことだけでもしておきましょう。
急にかかりつけの小児科医の具合が悪くなって、診療を辞めた…という話も、ない事ではありませんからね。