赤ちゃんの名づけに悩んだら。キラキラネームやDQNネームやシワシワネームって何?

regina_zulauf / Pixabay

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赤ちゃんの名前って、色々考えすぎて逆になんにも決まらなくなる事ってありますよね。

候補はたくさんあるのに、付けられるのはひとつだけ…

生後14日までに決めて役所に提出しなければいけないのに、なかなか決まらないと焦っちゃいますね。

そういう時は、初心に戻って名前についてよく考えてから、改めて名前を付けてほしいと思います。

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名前は両親からの初めての贈り物?

よく、名前は両親から赤ちゃんへのプレゼントという言葉を聞きます。

でも、本当にそうでしょうか?

名前は、両親から赤ちゃんへの「最初の責任」です。

どんな人間に成長してほしいか。
どんな想いを込めたのか。

それらをよく考えて付けてほしいと思います。

キラキラネーム、DQNネームとは

キラキラネームはそのまま、キラッキラしたような響きや字面の名前の事です。

ぱぴぷぺぽ、らりるれろなどの文字を多用しているイメージですね。

ぴゅあちゃん、らららちゃん、るるあちゃんなど。

DQNネームは、いわゆる珍名であり、人名にはとても見えない字面や響きのある名前の事です。

その漢字でそうは読まないよ、といったようなすごい当て字のものも多く、漢字だけ見ても非常に解読が難解です。

キラキラネームやDQNネームは非常に個性的なため、他の人とかぶらない、世界でオンリーワンの名前も多いです。

そこがいいと思う人もいますが、読めない書けない、性別が分かりにくい、成長すると似合わなくなるといったデメリットの面も大きいです。

訂正人生とは

読めない漢字を使った名前の時に、毎回訂正する事です。

「これはなんて読むんですか?」と、毎回聞かれ、一生読み方を説明する羽目にならないよう、名前には読める漢字を使いましょう。

また、難しすぎて読めない漢字や、紛らわしい漢字も避けた方がいいでしょう。

例)凛と凜など

名前は使うもの

名前は、本人以外の他人がその人を呼んだり読んだり、本人が書いたり自己紹介したりして「使うもの」です。

一生使うものなので、「使いやすいもの」を選んだほうがいいです。

また、幼稚園や学校など、子供の持ち物に名前を記入しなければいけません。

算数セットの小さなおはじきのひとつひとつにも、学校によっては漢字で名前を書かなければいけない場合があります。

そんな時、やたら画数の多い漢字や文字数の多い名前だったりしたら、苦労します。

とはいえ、書きやすさを考えてあまり漢字を使わないようにする必要もありません。

ひとつくらいならちょっと画数の多い漢字があっても、メリハリがついていいと思います。

例)遼平、優花など

ただし、画数の多い漢字ばかりは見た目がごちゃごちゃしてしまうので、おすすめしません。

例)愛優羅、輝樹など

そして、「使いやすい」と同時に、せっかくですから「覚えてもらいやすい」ものを選ぶといいでしょう。

人から記憶してもらいやすいと、知り合いもできやすく、友達もたくさん出来そうですね。

生きている有名人の名前は避けよう

たまに偉人などから名前をもらう人もいます。

それはとてもいい事です。

偉業を成し遂げた素晴らしい人物のようになってほしい、と思いを込めるのは素晴らしい事だと思います。

しかし、生きている人から名前をもらうのは避けた方がいいと思います。

何故なら、生きている人は、不祥事を起こす可能性があるからです。

また、本人に全く非がなくても、事件や事故に巻き込まれて衝撃的な最期を遂げる人もいるかもしれません。

そうなったとき、子供に自分の名前の由来を聞かれたら答えづらくなってしまいます。

なるべくなら、まだ存命中の方から名前をもらうのはやめておきましょうね。

可愛すぎる名前はダメ?

キラキラネームにありがちですが、可愛いだけの名前は付ける前にちょっと考えてみましょう。

例えば、小型犬にまろんちゃんやらしょこらちゃんと名付けたらぴったりで可愛いですよね。

それは、小型犬は成長しても見た目が変わらず、おじいちゃんおばあちゃんになっても可愛いままだからです。

でも人間は違います。

いつまでも生まれたての赤ちゃんのままじゃないし、よちよちの幼稚園児のままでもありません。

もし、名前がちょっと可愛すぎるかな…と思ったら、自分の父親や母親、または近所のおじさんおばさんの顔を思い出してみて下さい。

貴方が付けようとしているその赤ちゃんは、やがて中年に成長し、貴方の年を越しておじいちゃんおばあちゃんになります。

そうなったときに違和感のない名前かどうか、考えてみて下さい。

名前に(35)など、年齢を付け足してみてもいいですね。

田中ぴゅあ(35)、佐藤ぺがさす(56)など、中年になったときに似合うかどうか、想像してみて下さい。

シワシワネームとは?

キラキラネームの対義語として作られた、いわゆる古臭い名前の事です。

しかし、よっぽどじゃないと古臭いとは言われません。

むしろ読みやすく書きやすく、呼びやすく覚えやすければいいのではないかと思います。

「もしかしたら古いかも…ダサいと思われてるかも…」

と思われても、名前としてきちんと機能していれば問題ないと思います。

子供の頃は同年代だらけで比較されてしまうかもしれませんが、大人になって社会に出れば、おそらく目立たないし、気にする必要もなくなると思います。

まとめ

名づけは、以下の事を意識するといいですね。

・使いやすい
・書きやすい
・呼びやすい
・読みやすい
・可愛すぎるなど、イメージが強くない
・生きている有名人は避ける

人一人が一生使う名前を考えるという、一番最初の作業は大変ですが、考えた分だけ愛情も増えるのかと思います。

いい名前をつけてあげてくださいね。

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