子供が胃腸炎にかかった時、どんな食べ物をどんな風に与えればいいか迷いますよね。
あげていい食べ物、避けるべき食べ物、与え方についてまとめてみました。
食べていいもの
<食べ物>
おかゆ
うどんをくたくたに煮たもの
柔らかく煮た、ニンジン、キャベツ、大根、かぶ
じゃがいも
かぼちゃ
豆腐
バナナ
すりおろしりんご
<飲み物>
経口補水液OS-1
イオン飲料
ポカリスエット
りんごジュース
野菜類はとにかく柔らかーく煮て、コンソメ等で野菜スープなどにして与えて下さい。
おかゆ、うどんなども水分多めで柔らかくしてください。
飲み物は吸収のいいイオン系、ジュースはりんごだけです。
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避ける食べもの
<食べ物>
みかんなどの柑橘類
いちご
コーンフレーク
とうもろこし
プリン
ヨーグルト
さつまいもなど繊維の多いもの
きのこ
海苔
<飲み物>
オレンジジュース
ココア
炭酸飲料
糖分の多いジュース系
とうもろこし系は消化に時間がかかるので避けて下さい。
柑橘系の果物、またはそれを使ったジュースも避けましょう。
プリン、ヨーグルト系も糖分が多いため、胃腸炎の時はやめておきましょう。
栄養の事は考えなくていい
胃腸炎の時は、お腹を休ませることが必要です。
栄養の事は二の次で、とにかくお腹に優しい食事をとるようにしましょう。
消化の良いものを少しずつ与えて、回復してきたら量や内容に変化をつけていきましょう。
与え方
まずは脱水症状を避けるために、水分を少しずつ与えます。
一番最初は、イオン水やりんごジュースをティースプーン1杯与えます。
5~10分してから、二口目を与えます。
嘔吐をしなければ一回量と回数を増やしていきましょう。
食事も、水分多めの柔らかいおかゆを少量ずつ与えます。
多くても、普段食べる量の1/3にして下さい。
欲しがっても与えない
子供が「もっともっと食べたい!飲みたい!」と求めてきても、与えないで下さい。
食欲があるのなら、食べさせてもいいのかしら?元気そうだし。
なーんて思って子供が欲しがるだけ与えると、もりもり食べて、もりもり嘔吐します(筆者経験済み)
胃腸炎の時は、保護者がしっかり食べ方を管理しないと、なかなか治りません。
「もっと食べたい」と駄々をこねられても、どうにかごまかして時間をあけましょう。
「食べちゃダメ!」と言うと余計うるさくなりますので、
「なくなっちゃったからまた作るから、ちょっと待っててね」
「まだ熱いから冷ましてるからね、テレビ見て待っててね」
など、最低20~30分はあけて、一度に大量に食べさせないようにしましょう。
一度に大量に食べさせると、嘔吐しやすくなります。
おかゆばかりだと飽きる
胃腸炎の時は、おかゆかうどんが基本です。
でも、同じものばかりだと飽きられてしまいますよね。
なるべくバリエーションをつけてあげましょう。
・とき卵を混ぜる。
・シャケフレークを混ぜる。
・柔らかく煮た野菜を混ぜる。
・鶏ガラや味噌などで味の変化をつける。
・プリキュアふりかけなど、小分けふりかけを自分で選んでもらって味を選べるようにする。
卵は、固ゆで卵や目玉焼きなどは避けた方がいいですが、溶き卵にしてスープやおかゆに混ぜる分には避ける必要はありません。
ニンジンをお花の形に切ってあげたりなど、味だけでなく、見た目の変化もつけてあげると楽しく食べられます。
嘔吐や下痢が落ち着けば普通の食事に戻れるので、それまでの辛抱です。
頑張ってお腹に優しい食事を続けて下さい。
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