幼稚園の親子遠足や運動会のお弁当の時間、「お菓子交換」というものがあることを知っていますか?
お弁当を食べ終わった園児たちが、お友達とお菓子を交換してキャッキャする時間の事です。
幼稚園側で明確に定めているわけではなく、なんとなく自然発生的に起こるイベントなので、あったりなかったりさまざまです。
幼稚園側から禁止されていなかったら用意しておいた方が無難
幼稚園によっては「お菓子交換は禁止」と定められているところもあります。
しかし、禁止されてない場合は用意しておいた方が無難です。
理由は、
・子供がお菓子交換に参加できず、寂しい思いをする。
・親がもらいっぱなしで恐縮してしまう。
からです。
子供にはお菓子を持って行くとは言わず、こっそりと用意しておきましょう。
同じ幼稚園でも、その年の雰囲気によってお菓子交換は始まらない時もあれば、始まるときもあります。
始まっていたら、子供にお菓子を持たせ、お菓子交換に参加させてあげましょう。
もし始まらなくても、そのまま家に持って帰って普通にオヤツにして消費すればいいだけです。
どんなお菓子がいい?
熱で溶けてしまったらべたべたになってしまうので、チョコレート系は避けた方がいいでしょう。
また、子供は握ったり振り回したりと力の加減が出来ないので、ボロボロになるビスケットやクッキー系もあまりオススメしません。
なので、個包装のラムネやグミ、ハイチュウやぷっちょ、ゼリーなどがおすすめです。
最近は、個包装のピラミッド型のパックンチョなんかもありますね。
こちらも空気が入っていて中のパックンチョが崩れないので、おすすめです。
クッピーラムネ ファミリーパック(4g*30袋入) |
カバヤ フルーツグミミックス 170g |
森永製菓 パックンチョ チョコプチパック 8袋入 |
気を付けておくべきこと
気を付けておくべきは、やはり「食物アレルギー」です。
お友達同士でお菓子を配る場合は、事前に相手の保護者の方に、「お菓子を配る予定ですが、アレルギーはありますか?」と確認しておいた方がいいでしょう。
また、「まだチョコレートは食べさせたくない」「市販のお菓子はあまり食べさせたくない」と思っている保護者の方もいらっしゃる場合もありますので、この場合も事前の確認を忘れずに。
なるべくなら、子供のお菓子交換には一緒についていきましょう。
そして、配る際には相手の保護者の方に「グミですが、あげてもいいですか?」と、何をあげるかを伝えてから渡した方が安心ですね。
持って行くお菓子の量は、一クラス分は持って行った方がいいと思います。
一学年一クラスなどの小さい幼稚園では、お友達だけではなく、クラス全員だったり、違う学年の子にも配りに行ってしまうかもしれません。
足りなくなるよりは多い方がいいですが、無理のない量にしましょう。
また、個包装についてですが、あえて子供には開けにくいものでもいいかもしれません。
年少さんですとまだまだ自分ではうまく開けられないものですが、勝手に食べないように、保護者の方に何をもらったか報告してから開けてもらえるようにした方がいいからです。
注意まとめ
・食物アレルギーの有無を確認する。
・保護者の方にあげていいかを聞く。
・量は一クラス分以上を用意する。
・包装については気にせず、子供が一人で勝手に食べないようにする。
運動会でのお菓子交換体験談
年少さんの時、初めての運動会でお菓子交換が始まりました。
幼稚園側からは何も言っていなかったので、毎年の恒例か自然発生なのかと思います。
娘にグミを持たせ、交換してきていいよといいました。
小さな園でしたので、親の私が把握していない学年の違うお友達にも配っていました。
他の子も、配るのが楽しいのかいろいろな子に配っていました。
うちの幼稚園の運動会は10月なので、ハロウィンの時期も近く、ある意味ちょうどいいのかなーとぼんやり思っていたのを覚えています。
最近は10月頃はハロウィンパッケージのお菓子がたくさんあるので、あえてそれをイメージしてお菓子交換を行うのも楽しいかもしれないな、と思いました。
ちなみに、お弁当を食べ終わるのが遅かった為、あまり配り切れずに半分以上のグミは持って帰って家で食べることになりました。
足りなくなるよりは多めに持って行った方がいいと思います。