トイレトレーニングはいつからした方がいいの?やり方や必要な物は?

Alexas_Fotos / Pixabay

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子供が歩き始め、ある程度しゃべれるようになってくると、おむつ外れについて考えだすお母さんが多いかと思います。

いつまでも紙おむつだとお金もかかるし、大きいから買ってくるのも大変だし、捨てるときも大変です。

布おむつであっても、一日に何枚も替えるので洗濯物が増えて梅雨なんかはなかなか乾きません。

自分でトイレで排泄できたら、おむつを買う手間も捨てる手間もかからないから助かりますよね。

しかし、一体いつから、どうやってトイレトレーニングをしていけばいいのでしょうか?

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トイレトレーニングはいつから?

おしゃべり出来る、または片言だけでもいいですが、意思疎通が出来るようになったらトイレトレーニングを考えましょう。

具体的には、子供の方から「トイレに行きたい」という気持ちを伝えられること。
または、親の方から「トイレに行く?」という意思を伝えられることです。

「しー、出る」や「ちっち、行く?」など、分かりやすい言葉を使うと小さな子供には伝わりやすいです。
言葉じゃなくても、動作で伝えられられるならそれでもいいですね。

あまり赤ちゃんだと意味が伝わりませんので、だいたい2歳半くらいが目安です。

もちろん個人差もありますので、二歳より前に出来る子もいれば三歳になってもできない子もいます。

言葉が上手で意味が伝わっていても、おしっこが体にたまる感覚が分からなかったり、自分から出す感覚が分からなかったら出来ませんので、そこは何度もトイレにいって慣れるしかありません。

成長して体が大きくなったら、自然と膀胱にたまる量も増えてくるので、身体の中にたまる感覚が分かってくると思います。

もう3歳なのに、まだおむつ外れができていない…と悩まなくても、幼稚園や保育園に行きだしたら周りの子を見て自然と出来るようになる子もいるので、焦らずにいきましょう。

始めるのにおすすめの時期は?

トイレトレーニングを始めるなら、下を脱がせるのに手間取らない、薄着で暖かい季節がいいでしょう。

着ている枚数が少ないと、子供自身が自分で脱いだり履いたりするのも簡単なので、いい練習になります。

また、慣らすためにパンツにして漏らしたとき、洗濯ものが乾きやすいです。

トイレトレーニングは、2~3か月かかると言われています。

月齢と発達にもよりますが、春から始めて夏に終わるようにした方が一番いいです。

トイレトレーニングが終わりトイレで排泄できるようになったと思っても、やはり何度かは失敗してしまうので、完全にトイレを習慣つけさせる為に期間は長く考えておいた方がいいでしょう。

夏の終わりや秋に始めて、ズボンの着脱やおもらしの洗濯が大変だからいったん中止する、じゃもったいないですから。

トイレトレーニングのやり方と必要な物とは?

まず、トレーニングパンツを買ってきましょう。
または、普通のパンツでもいいです。

トレーニングパンツはこんな感じの物の事をいいます↓

子供本人に、パンツを気に入ってもらいましょう。

自分でパンツを選んだり、好きなキャラクターものを用意してもいいですね。

次に、自分一人でトイレが出来るように準備をします。

まずは、補助便座と踏み台を用意します。

最近は、両方くっついて一体化しているタイプもあるので、そちらもオススメです。

または、子供のテンションをあげるために、キャラクターものの補助便座を使うのもオススメです。

踏み台は専用のものでもいいですが、ただの折り畳み椅子とかでも構いません。

そのあと、トイレはどういうところで何をする場所なのかを教えてあげます。

ここでも、ちょっとした工夫があるといいです。

例えば、トイレの壁を装飾して可愛い空間にしたり、トイレに行くたび(または排泄が成功するたびに)可愛いシールを貼ることが出来たり。

トイレは楽しい場所、行きたくなるような場所だと思わせましょう。

そのあとは、実際にトイレに座ってみましょう。

おしっこをしそうなタイミングか、2~3時間ごとに座らせるか、子供の様子を見てやってみて下さい。

まずは出なくても、便座に座ることから慣れていきましょう。

そこでうまく排泄ができたらものすごく褒めてあげます。

「上手にできたね」「すっきりして気分がいいね」など、排泄をすると気持ちいい、身体も心も嬉しい、と思ってもらいましょう。

もし出なくても、出るまで座らせたりせずにある程度したら切り上げましょう。

トイレに行くのが嫌になってしまいます。

時間は5~10分くらいでいいでしょう。

もしトイレから出てすぐにオムツでしてしまっても、イライラせずに「次はトイレでやってみようね」と優しく声をかけてあげましょう。

トイレトレーニングの手順まとめ

1.パンツと幼児用便座と踏み台を用意する。
2、トイレは排泄する場所だと認識させる。
3、トイレに行きたくなるような楽しい演出をする。
4、出来たら褒め、排泄が気持ちいいことを教えてあげる。
5、出来なくても焦らない。

簡単に書きましたが、トイレトレーニングはすぐに出来るものではありません。

一回出来たとしても、またすぐ出来なくなってしまったりもします。

2~3か月かかると書きましたが、長い場合は半年や1年かかる場合もあります。

でも大人になって自分でトイレが出来ない人はいません。

なかなか出来なくでも大丈夫です、いつかは必ず出来るようになります。
焦らないでゆっくりと行っていきましょう。

トイレトレーニング体験談

娘二人のトイレトレーニングをしました。

長女は二歳半の頃の夏に始め、次女は二歳になったばかりの夏の終わり頃に勝手にトイレに座り始めました。

長女はパンツを穿いて何度か漏らしたあと、トイレで出来るようになりました。
2か月くらいかかったと思います。

次女はトイレに座るようになったとはいえ、ただの姉の真似っこだし言葉もうまくしゃべれないので意思疎通も微妙で、正直いつまともにトイレトレーニングできるようになるのかすら分かりません。
現在進行中です。

※2018.6追記
ずっとパンツ拒否のオムツ大好きだった次女ですが、「プリキュアパンツなら履く」という一言でトイトレが完了しました。
好きなキャラクターパンツで釣ったら一発でした。

そのあと一回だけ失敗しましたけどね。
ちなみに、3歳10か月でした。

さいごに

トイトレって大変ですけど、結局は個人差なんですよね。
2歳になったばかりなのにおしゃべりが達者でトイレの申告が出来ていた子もいたし、3歳過ぎてもまだまだオムツの子もいました。

ずっとトイレで出来なかったけど、保育園で周りがパンツの子だらけになっておむつ外れが出来た子、しまじろうのトイレのDVDを見たらすんなり出来るようになった子など、さまざまです。

子育ての大変な作業のひとつですが、親として準備できる事はして、うまく進まなくても焦らず気長にやってみましょう。

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